販促担当者にとって、期初と期末は、プロモーションの企画立案や販促戦略の組み立てに頭を悩ませる時期。これからスタートする下半期に向けて、確実なスタートダッシュを切りたいところです。
上半期とは異なり、下半期は寒い季節へと突入します。消費者も家にこもりがちになることから、「インドア系プロモーション」で攻めてみてはいかがでしょうか。特に、家庭内で使用する消耗品を代表して購入する代理購買の主役、主婦をターゲットとするなら、「役に立つ!」「おトク!」と感じてもらうことを意識したプロモーションが効果的。
ここでは、主婦をターゲットに家庭の財布を掴むための、効果的な「インドア系プロモーション」の事例をご紹介します。
家にいるときはスマホの接触時間がとても長くなります。主婦も同様、スマホでブログを読んだり、アプリでゲームを楽しんだりと、スマホは欠かせないアイテム。インドアで主婦にアプローチするなら、プロモーションにスマホを活用することがオススメです。
『SUBWAY』が実施したプロモーションは、「歴代メニュー14種類の中から多くのファンに選ばれた2種類のメニューが期間限定で復活!」というコンセプトのキャンペーン。Twitterから投票すると、抽選でサンドイッチ1ヵ月分や、オリジナルブランケットがもらえるというおトクな特典がついています。
「自分が選んだメニューが復活する」という、参加型のキャンペーンになっている点がポイント。スマホで手軽にキャンペーンに参加できるプロモーション事例です。
スマホは気軽なサイト閲覧に優れたメディア。そのため、役に立つマメ知識や、楽しみの幅を広げるノウハウは、興味関心を呼び、主婦のサイト滞在時間も長くなります。
『家ワイン』は、ワイン好きが喜びそうなトピックスをFacebookで提供しています。読んで得する情報系のページとECサイトを連動させ、売上向上につなげるプロモーションを展開。「知識を得ることで、商品の興味がさらに高まる」「興味が高まっているからこそ、もっとその商品が欲しくなる」「消費者の購買意欲を盛り上げ、そのまま購買へと誘う」コンテンツでファン化させ、しっかりと売上に結びつけるマーケティング戦略です。
家にこもっている時間も有意義に過ごしながら、おトクを味わえるプロモーション事例です。
『子どもや主婦向け販促に最適なノベルティとは?衛生面や安心をテーマにしたノベルティの重要性 - ライオン(Lion)の販促のためになるブログ』でも語られている通り、主婦向けのノベルティは、子どもを意識しつつ実用性を重視することがポイント。
名古屋市の幼稚園『学校法人 聖英学園 師勝はなの樹幼稚園』が制作したノベルティは、フォトフレームクロックです。家にこもりがちな寒い季節には、写真を整理し、春夏の思い出を思い返すのも楽しみのひとつ。持ち帰るだけでなく、家に帰ったあとに使えるノベルティなら、その後もずっと愛用してもらえることでしょう。
インドアでの楽しみを豊かにするノベルティの事例です。
女性は「手づくり」を趣味にしている人も多く、そんな趣味の幅を広げるプロモーション事例が、森永製菓の『おかしプリント』。スマートフォンやデジタルカメラで撮影した画像をアップロードすることで、オリジナルのお菓子が作れるWebサービスです。
気軽にスマホで写真を撮影しアップロードするだけで、オリジナルパッケージのお菓子が完成。SNSとも連携しているので、周りの友だちと盛り上がることもできます。手作りの楽しみを満喫することはもちろんですが、家族の写真でオリジナルのお菓子を作れば、オリジナルアイテムとして家族の思い出を形に残せます。
家にいながら楽しめて、手づくりの趣味の欲求も満たしてくれるWebサービス事例です。
主婦の心を捉えることは、家庭の財布を掴むことにつながります。インドアで楽しめるプロモーションやキャンペーンに触れてもらうことで、企業のアピールはもちろんのこと、製品やサービスの売上向上も期待できるでしょう。
『子どもや主婦向け販促に最適なノベルティとは?衛生面や安心をテーマにしたノベルティの重要性 - ライオン(Lion)の販促のためになるブログ』にもある通り、主婦層は、家庭内で使う消耗品などの代理購買の主役とも言えます。特に子どもへの意識が強く、主婦向けのプロモーションやノベルティ戦略では、信頼性・安全性はもちろんのこと、実用性を重視することがポイントなのです。
家にいながら、子どもと一緒に楽しめるプロモーションやノベルティで、インドア系の販促を打ち出してみましょう。下半期のスタートダッシュに向けて、主婦の心をしっかりと掴んでください。