ハロウィーン、クリスマス、バレンタインといった時節をテーマとしたプロモーションは販促活動の王道といえるでしょう。そこでご紹介したいのが「受験シーズン」をテーマとした販促プロモーションです。
「うちは受験生向けの商品なんて販売していないから……」と簡単にあきらめないでください! 受験生向けの販促は、必ずしもターゲットにマッチしている商品でしか実施できないわけではありません。ちょっとした工夫でさまざまな商品で展開できるものなのです。
受験生向け販促は多くの企業から注目を浴びています。プロモーションシーズンは受験の追い込み時期である11月から翌年2月ごろまでですが、この時期は、多くの企業で大事な需要期となるクリスマス、バレンタインの間となるシーズンで、売上確保の端境期になる大切な時期です。そのため、受験生向け販促に成功して売上を確保したいと思う企業が多いのもうなずけます。
受験生向け販促は、受験生本人だけでなくその親にも訴求できることから、一石二鳥の施策といえるでしょう。特に親にとっては子供の大事な時期ということもあり、普段より財布がゆるむ可能性があります。ぜひ、この重要期の販促を成功させて売上アップを狙いましょう!
受験生向けの販促は、当たり前ですが、日々勉強に励んでいる受験生を応援するプロモーションとするべきです。そこでポイントとなるのは、どのように受験生を応援するか、そして、その応援をどのように自社の販売促進につなげるかということです。
受験生向け販促は、受験生に役立つグッズの提供といったストレートな手法だけでなく、縁起の良いものを提供するといった心理面からサポートする販促プロモーションが多いのが特徴です。
日本人は縁起物を重視する傾向があります。有名な例を紹介すると、この時期にコンビニやスーパーに陳列される「カール」⇒ウカールや「キットカット」⇒きっと勝つは商品名と「受かる」「勝つ」などの受験生に縁起のよい言葉と語呂をあわせて、特別仕様パッケージで発売した例です。このように、がんばる受験生の気持ちを後押しするようなコミュニケーションが多いのです。
こういった傾向から、受験生向け販促は「縁起をかつぐ」「勉強に役立つグッズを提供する」という2方向から考えていくとよいでしょう。
そこで、おすすめする販促は、ノベルティを活用したプロモーション。受験生応援ノベルティの制作です。先ほどの「うカール」や「キット勝つ」のように商品名を変更するのはハードルが高くても、ノベルティなら比較的実施しやすいのではないでしょうか。受験生を応援するノベルティで販促チャンスをつかみましょう。
受験生応援ノベルティは、受験生の気持ちを後押しするような縁起をかつぐデザインがされたノベルティ、もしくは受験生に役立つグッズを提供していきましょう。どちらもおすすめですが、縁起をかつぐデザインがされたノベルティなら、「うカール」や「キット勝つ」のように自社の宣伝もデザインのなかに組み込みやすいのが特徴です。
デザインで縁起をかつぐとは、「必勝」や「受かる」のように、受験生に縁起のよい言葉やイラストがデザインされたノベルティのことです。
ポイントは全面印刷ができるノベルティを選ぶことです。せっかくよいデザインアイデアが浮かんでも、小スペースにしか印刷ができないようでは、効果まで小さくなってしまいます。また、上手に自社の宣伝も組み込めればさらに販促効果はあがるでしょう。
おすすめはノートやメモ帳、手帳といったステーショナリー関連、そしてウェットシートなど日常的に利用できるノベルティです。毎日、目に触れるようなノベルティを選ぶことで、受験生を勇気づけることができて、なおかつ自社のロゴへの接触頻度を増やすことができるので、まさに受験生の応援と自社の販促を両立させたノベルティを提供できます。
縁起をかつぐ以外のもうひとつのノベルティの方向性として、ストレートに受験生に役立つグッズを提供していくのもよいやり方です。しかし、ここでも名入れができるノベルティであることを最低限の条件とするべきでしょう。自社の宣伝が全くないノベルティでは、販促効果もなくなってしまい本末転倒になりかねません。
おすすめのノベルティとしては、五角形鉛筆はいかがでしょうか。マークシート方式の試験には欠かせない必需品というだけでなく、五角形と「合格」の語呂をあわせた縁起物でもあり、名入れスペースもしっかり確保できます。また、冷えピタやマスクといった体調管理グッズもおすすめ。寒い季節に勉強に励む受験生は、体調を崩しがちです。体調管理グッズなら、受験生を応援する気持ちがきっと伝わるでしょう。
受験生向け販促は、端境期の売上を確保するうえで重要なプロモーションです。そのポイントは、ノベルティとして受験生を応援するグッズを提供すること。これまで受験シーズンを販促に活かしていなかったという方も、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。そのトライが、販促のチャンスを増やすことにつながるかもしれません!